2018/05/28

iDeCo(イデコ)の受け取りで知っておくべき4つの金額【無駄な税金を払いたくない人必見】あなたはどう貰うのが得?

 

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URA

 

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  • iDeCo(イデコ)、気になるけどどうなの?
  • デメリットは?
  • 本当に得する??

 

2017年ほとんどの人が加入できるようになってから、大人気のiDeCo(イデコ)。

 

実際にデメリットがないのか気になっている人は多いのではないでしょうか?

 

iDeCoはメリットもたくさんあるけど、デメリットもあるんだよ!

デメリットを知っておきたい人に向けて書いた記事はこれ。

URA

 

 

iDeCoのデメリットの中でも、一番注意しておきたいことが受け取り時の税金について。

 

めっちゃ大事なとこだから、わかりやすく解説するね!

URA

 

ということでこの記事では、iDeCo(イデコ)の受け取り時に無駄な税金を払いたくない人が見るべき4つの金額をわかりやすく解説しまーす!

 

この記事はこんな人にオススメ

  • iDeCoの加入は本当に得なのか気になっている
  • 受け取るときにどんな風に税金がかかるのか気になる
  • 無駄な税金はできれば払いたくない!!

 

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もくじ

iDeCo(イデコ)の受け取り時にかかる税金は受け取り方で工夫する

受け取るときは以下3種類から受け取り方を選ぶことになるよ!

URA

 

  1. 一括で受け取る
  2. 年金方式で分割で受け取る
  3. 一括と分割を併用する

 

受け取り方によって、受け取ったiDeCoがどんな所得になるかが変わるんですよね。

 

ワーママちかさん

うん!

所得の種類によって税金の計算方法も変わるんだ~

URA

 

iDeCoの受け取り方①一括で受け取るときは退職所得になる

 

iDeCoを一時金として一括で受け取るときは、退職所得として税金が計算されます。

 

退職金ってガバっと多額のお金をもらうよね?

それを普通のお給料と同じ計算で税金かけちゃうと退職の次の年に税金がえらいこっちゃになってしまうから・・・普通のお給料などの所得とは別で税金を払うことになる『分離課税』という課税方法になる!

そして退職金だけの特別な控除もあるのだっ

URA

 

iDeCoの退職所得の計算方法

(iDeCoの受け取り金額ー退職所得控除)÷2
 =iDeCoの退職所得

 

これが税金をかけるモトの退職所得を出す計算になります。

 

ここで重要なポイントが『退職所得控除』なるもの。

URA

 

iDeCo加入期間で退職所得控除額は変わる

 

退職金はその会社で働いた年数、iDeCoだと加入年数で控除される金額が変わってきます。

 

わかりやすく言うと、頑張って勤務年数が長くなるほど税金を安くしてくれるってことね!

iDeCoの場合は加入期間が長いほど税金が安くなる。

URA

 

それを出す計算方法がこれ!

 

退職所得控除の計算方法

【加入年数が20年以下の場合】

40万円×加入年数=退職所得控除額
(最低80万円)

 

【加入年数が20年を超える場合】

800万円+70万円×(加入年数ー20年)=退職所得控除額

※加入年数が20年と3か月など、端数が出る場合はその3か月も1年と数えます。
※1か月は30日以上じゃないといけません。

 

加入年数が20年を超えた部分は、控除の金額が40万円→70万円に上がるんだね!

ワーママちかさん

だから、加入年数が長くなる程かかる税金が安くなるんだよ~

所得から引ける額が増える→税金がかかるモトが減る→払わなきゃいけない税金が減るってことね!

URA

 

一括で受け取る場合の例を見てみよう!①

 

  • iDeCo受け取り金額→1000万円
  • iDeCo加入期間  →15年

 

この場合

(iDeCoの受け取り金額ー退職所得控除)÷2=iDeCoの退職所得

【加入年数が20年以下の場合】

40万円×加入年数=退職所得控除額
(最低80万円)

に当てはめて計算すると・・・

 

退職所得控除の計算

40万円×15年=600万円

退職所得控除は600万円

課税される退職所得を出す計算

(1000万円ー600万円)÷2=200万円

(【受け取りiDeCo】ー退職所得控除)÷2
=課税される退職所得

課税されるのは200万円

受け取ったiDeCoにかかる税金の計算

200万円×5%=10万円
※退職所得の税金の速算表より

詳しくは国税庁サイト『退職所得の源泉徴収税額の速算表』

iDeCoで一括受け取りした1000万円にかかる税金は10万円

 

 

一括で受け取る場合の例を見てみよう!②

 

  • iDeCo受け取り金額→1000万円
  • iDeCo加入期間  →25年

 

この場合

(iDeCoの受け取り金額ー退職所得控除)÷2=iDeCoの退職所得

【加入年数が20年を超える場合】

800万円+70万円×(加入年数ー20年)=退職所得控除額

に当てはめて計算すると・・・

 

退職所得控除の計算

800万円+70万円×(25年ー20年)=1150万円

退職所得控除は1150万円

課税される退職所得を出す計算

(1000万円ー1150万円)÷2=0円

(【受け取りiDeCo】ー退職所得控除)÷2
=課税される退職所得

課税されるのは0円

受け取ったiDeCoにかかる税金の計算

 

iDeCoで一括受け取りした1000万円にかかる税金は0円

 

払う税金がなくなった!!

ワーママちかさん

加入期間が長くなるほど、税金が安くなったわかりやすい例だね!

貰う金額が同じでも、コツコツと長い期間運用するほど税金は安くなるね。

その期間はずっと口座管理手数料がかかるから、一概にはいえないんだけど・・・

URA

 

では、次に分割で受け取る場合を見てみましょう!

 

 

iDeCoの受け取り方②分割で受け取るときは公的年金等にかかわる雑所得になる

 

iDeCoを年金方式で分割で受け取るときは、公的年金等にかかわる雑所得として税金が計算されます。

 

公的な年金って今まで保険料払ってるよね?

それを普通のお給料と同じ計算で税金かけちゃうと生きていけないから・・・公的な年金だけのの特別な控除もある!

ただし退職所得と違って、お給料やその他の所得とまとめて課税される『総合課税』っていう課税方法だよ

URA

 

iDeCoの公的年金等にかかわる雑所得の計算方法

公的年金等収入(iDeCo受取額)ー公的年金等控除
=iDeCoの公的年金等にかかわる雑所得

 

これが税金をかけるモトの公的年金等にかかわる雑所得を出す計算になります。

 

ここでも『公的年金等控除』なるものが。解説!

URA

 

公的年金は、もともと非課税枠というものがあります。

  • 65歳未満→70万円まで
  • 65歳以上→120万円まで

詳細はこの表

画像引用国税庁サイト

 

なので、60歳~64歳まではiDeCoでの分割受け取りが年70万円を超えなければ税金がかかりません。

65歳を過ぎたら120万円を超えないようにすれば大丈夫でしょう・・・

 

と、言いたいところ!

でも

  • 年金って、65歳から普通に貰いますよね・・・?
  • 企業年金がある人は・・・?

これをまた詳しく後で解説するから最後までよんでね♡

URA

 

次に、3番目の選択肢である方法を見てみましょう!

 

iDeCoの受け取り方③一括と分割を併用するときは・・・

 

この場合は

  • 一括で受け取る分は『退職所得』
  • 分割で受け取る分は『公的年金等にかかわる雑所得』

となります。

 

退職金が出るけど、控除枠を使い切るほどの金額は貰えない人は一括・分割の併用が損しないケースが多いです。

 

例で見てみよう!

URA

 

60歳iDeCo満期時に一括で受け取り、65歳以降に分割で受け取る

 

  • iDeCo受け取り金額→1000万円
  • iDeCo加入期間  →20年
  • 退職金      →1000万円
  • 勤務年数     →30年
  • 65歳からの年金額 →100万円
  • 65歳からの給与所得→35万円

 

なにも考えず

  • iDeCo

60歳の時に500万円
65歳以降年間50万円受け取り×10年間

  • 退職金

60歳の時に退職、1000万円

で計算してみよう!

URA

 

60歳の時

 

  • iDeCo受け取り金額→一括500万円
  • 退職金      →1000万円

を受け取ります。

 

退職所得控除の計算

800万円+70万円×(30年ー20年)=1500万円

退職所得控除は1500万円

課税退職所得になる金額の計算

(1500万円ー1500万円)÷2=0円

(【受け取りiDeCo+退職金】ー退職所得控除)÷2
=課税退職所得

課税されるのは0円

受け取ったiDeCoにかかる税金の計算

iDeCoと退職金の合計で一括受け取りした1500万円にかかる税金は0円

 

60歳の時には税金0円!

 

65歳以降に年間50万円を10年間受け取る時

 

公的年金等にかかわる雑所得の計算

公的年金等収入(iDeCo受取額)ー公的年金等控除
=iDeCoの公的年金等にかかわる雑所得

これに当てはめて・・・

①150万円ー②120万円=30万円
(①年金100万円+iDeCo50万円)
(②65歳以上の公的年金等控除額)

公的年金等にかかわる雑所得は30万円

税金の計算

給与所得35万円+雑所得30万円=65万円
※わかりやすくするため、この数字を所得控除後の金額とします。

総課税所得65万円×税率5%=32,500円

 

iDeCoの受け取りが無ければ、税金は0円じゃない??

ワーママちかさん

そうなんだ!

そして冒頭でも伝えた通り、分割で受け取るときは『総合課税』って言って、お給料やらなんやらと一緒にまとめて課税対象になっちゃうから、iDeCoの分割の受け取りが多くなればなるほど、どうなると思う??

URA

いろんな税金が増えるってことか!

ワーママちかさん

所得税が上がるだけじゃなく・・・

  • 国民健康保険料
  • 住民税

など、その人の所得で決まる税金に影響があるってことね!

URA

 

ここまでのポイント

【iDeCoの一括受け取り】

  • iDeCo一括受け取りは『退職所得』になる
  • 会社からの退職金と合算して退職所得控除が引かれる
  • 退職所得は『分離課税
  • かかるのは所得税のみ

【iDeCoの分割受け取り】

  • iDeCo分割受け取りは『公的年金等にかかわる雑所得』になる
  • 国民年金や厚生年金・企業年金と合算して、公的年金等控除が引かれる
  • 公的年金等にかかわる雑所得は『総合課税
  • 住民税や国民健康保健料に影響する

 

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iDeCo(イデコ)の受け取り時に無駄な税金を払いたくない人が見るべき4つの金額

じゃあ、どうしたら損しない受け取り方法がわかるのよ~!っていう人に、確認しておくべきポイントを具体的にご紹介するよ♡

URA

 

見るべき4つのポイントはコレ!

  1. 会社の退職金、見込み金額はいくら?
  2. 退職所得控除は、いくら?
  3. あなたの国民・厚生・企業年金額は、いくら?
  4. 公的年金等控除は、いくら?

 

1つずつ、ざっくり解説していくよ~♪

URA

 

会社の退職金、見込み金額はいくら?

 

勤務先に労働組合がある場合は、労働協約で勤続年数や資格に応じた金額が設定されているはずなので確認してみましょう!

 

もし情報が無かったたら、中途退職者や定年者の退職金の額を聞いて参考にしても〇

 

 

退職所得控除は、いくら?

 

◆退職時に退職所得控除を受けられる金額を計算する

→iDeCo加入期間と勤務年数のどちらか長い方を適用。
※20年と30年足して50年にはならないということ!

 

退職所得控除の計算

【加入年数が20年以下の場合】
40万円×加入年数=退職所得控除額
(最低80万円)

【加入年数が20年を超える場合】
800万円+70万円×(加入年数ー20年)
=退職所得控除額

 

あなたの国民・厚生・企業年金額は、いくら?

 

国民、厚生年金は『日本年金機構』や『年金事務所』へ確認!年金定期便でも確認できるよ~

 

企業年金は、会社の人事・総務部に確認してみましょう♡

 

国民・厚生年金については『ねんきんネット』に登録しておくとシミュレーションもできるよ!

次の機会に記事にします♡

URA

 

公的年金等控除は、いくら?

 

公的年金は、もともと非課税枠というものがあります。

  • 65歳未満→70万円まで
  • 65歳以上→120万円まで

詳細はこの表

画像引用国税庁サイト

 

この4つの金額をしっかり確認することがめっちゃ大切です!

 

それから

 

  • 退職金+iDeCoの金額が『退職控除』をなるべく超えないように
  • 公的年金+iDeCoの分割年額が『公的年金等控除』の額をなるべく超えないように

 

一括で受け取る金額・分割で受け取る金額の調整をしましょう!

 

ここで忘れてはいけないのが、iDeCo受け取り時に発生する『給付手数料』。

1回受け取る毎に435円を払うよ!

URA

そっか!!

じゃあ、一括で受け取るだけだったら435円だけど・・・

10回に分割だったら4,350円、100回に分割だったら43,500円もかかるんだ!

ワーママちかさん

これぞチリツモ!!!

URA

ちょっとさぁ~

もうちょいわかりやすくなったら嬉しいな♡難しい感じやら数字で疲れちゃった・・・

ワーママちかさん

じゃあコレでどうかな!?

URA

 

もっとわかりやすく可視化してみよう♡

ひらめき

iDeCoを一括で受け取るときの税金を図解

 

 

退職金とiDeCoの合算から・・・

 

 

退職所得控除からはみ出た部分に課税!税率は・・・

 

iDeCoを分割で受け取るときの税金を図解

 

 

年金とiDeCoの合算から『公的年金等控除』を引く。

 

分割で受け取る場合は『公的年金等控除』からはみ出た部分を、いろんな所得(給与所得など・・・)と合算されその他所得控除後に課税される。

 

その『総課税所得』にかかる税率は・・・

累進課税速算表

 

 

一括・分割を併用する場合も考え方は同じ

 

一括で受け取るときに

 

分割で受け取るときに

 

この計算をする、ということですね!

 

退職所得控除ギリギリまでは一括で受け取って、(※)65歳以降に分割で受け取ると払う税金を抑えられそうだね!

URA

※『公的年金等控除』の額が、65歳未満より65歳以降が増える。引ける金額が増える為。

  • 65歳未満→70万円まで
  • 65歳以上→120万円まで

 

これが、毎年かかってくる税金ね!

分割で受け取る場合はこれに加えて住民税や国保料もかかるんだよ~

URA

 

まとめ

いかがでしたか?

 

この記事では、iDeCo(イデコ)の受け取り時に無駄な税金を払いたくない人が見るべき4つのポイントをわかりやすく解説してみました!

 

まとめようっ♪

URA

 

3つの受け取り方

  1. 一括で受け取る
  2. 年金方式で分割で受け取る
  3. 一括と分割を併用する
知っておくべき注意点

【iDeCoの一括受け取り】

  • iDeCo一括受け取りは『退職所得』になる
  • 会社からの退職金と合算して退職所得控除が引かれる
  • 退職所得は『分離課税
  • かかるのは所得税のみ

【iDeCoの分割受け取り】

  • iDeCo分割受け取りは『公的年金等にかかわる雑所得』になる
  • 国民年金や厚生年金・企業年金と合算して、公的年金等控除が引かれる
  • 公的年金等にかかわる雑所得は『総合課税
  • 住民税や国民健康保健料に影響する

キーとなる4つの金額

  1. 会社の退職金、見込み金額はいくら?
  2. 退職所得控除は、いくら?
  3. あなたの国民・厚生・企業年金額は、いくら?
  4. 公的年金等控除は、いくら?

 

できるだけ

  • 退職金と一括で受け取るiDeCoの合計金額が『退職所得控除』を
  • 年金などと分割で受け取るiDeCoの合計金額が『公的年金等控除』を

はみでないようにするといいね♡

URA

分割で受け取るときには『給付手数料』がその都度435円かかるのも忘れないようにしなきゃ!!

ワーママちかさん

だね♪

URA

 

知っておかないと損なiDeCoの税制。

 

しっかり頭にいれてiDeCoを有効に活用したいですね♡

 

 

so happy?

 

チャオ!

 

 



 

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