2019/11/07

iDeCo(イデコ)【手数料で損しない方法】2018年1月から年払いが可能になったけどメリット・デメリットは?実際の手続きはどうしたらいいの?

 

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URA

 

 

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iDeCo(イデコ)、とってもいい制度だと思うんだけど・・・

 

毎月かかる手数料がイヤっ!

ワーママ ちかさん

 

こういう風に思っていませんか??

 

この記事では、2018年1月からできるようになった手数料節約方法『iDeCo(イデコ)の年払い』は実際どうなの?どういう手続きがあるの?ということで、わかりやすく解説したいと思います!

 

この記事はこんな人にオススメ

  • iDeCoに興味がある
  • iDeCoの手数料を節約したい
  • 年払いにする方法が知りたい

 

iDeCo(イデコ)ってどんなもの?ザックリ解説!

知る

かんたんに言うと、国が進めている『自分でできる年金の上乗せ』です。

 

年金はどんどん支給額が減るだろうから、自分で備えてね!ってところではないでしょうか?と、勝手に解釈しています

URA

むむ~

ワーママちかさん

詳しくはこの記事にかいてるよ♡

URA

 

2017年まで選べなかった『iDeCoの掛け金年払い』どういうメリット・デメリットがある?

?

 

iDeCoの掛け金を年払いにするメリット

 

年払いにするメリットは3つ!

 

  1. 毎月かかる国民年金基金への手数料の支払いが年1回103円だけになる!
  2. 掛け金上限まで使い切ることができ、今より節税可能になる!
  3. 『駆け込み節税』が可能になる!

 

メリット①毎月かかる国民年金基金への手数料の支払いが年1回103円だけになる!

 

まず↓の表を見てみよう!

URA

 

黄色の部分は絶対にかかるお金なんだけど・・・

 

国民年金基金への103円の手数料は、掛け金を回収するための手数料なんです。

 

だから、毎月支払いだと12か月×103円=1,236円が手数料としてかかる。(掛け金から差し引かれる)

 

年払いだと掛け金の回収が年に1回だけなので、年1回しか103円の手数料を払わなくてよくなる!ということ。

 

金額で言うと年間1,236円の手数料だったのが、年間103円でよくなる

という事で、1年で1,133円の節約になる。

URA

 

メリット②掛け金上限まで使い切ることができ、今より節税可能になる!

 

例えば毎月23,000円が掛け金の上限だったサラリーマンが、家計の関係で15,000円しか掛けていなかった、という場合。

 

15,000円×12か月=180,000円

 

年間の上限は276,000円だけど、180,000円しか枠を使っていないから・・・

 

96,000円分の掛け金枠が残ってる!

ワーママちかさん

 

こんな時に12月のボーナスなどで96,000円をiDeCoの年払い掛け金に充てることができ、掛け金枠を使い切ることが可能に♡

 

ちなみに所得税と住民税の合計が15%だったとしたら、96,000円の違いでだいたい14,400円くらい税金の支払いが変わってくるよ~

※あくまでザックリ計算です

URA

 

メリット③『駆け込み節税』が可能になる!

 

メリット②と同じ感じになりますが、フリーランスにとってはかなり助かるメリットだと思います。

 

11月拠出分(12月引き落とし)に間に合うように手続きをすれば、所得税や住民税などの個人にかかる税金を節税することが可能です。※個人事業税はだめですよ~

 

個人事業主だったら、『小規模企業共済』も節税でオススメ!

URA

 

iDeCoの掛け金を年払いにするデメリット

 

つぎに年払いする場合のデメリットも見ていきましょう。

 

デメリットは4つ3つ!

 

  1. ドルコスト平均法の効果が得られない
  2. 投資効率が下がる
  3. 最低でも6万円は払わないといけない
  4. 12月に納付の場合は確定申告が必要(2018/10/15追記あり)

 

デメリット①ドルコスト平均法の効果が得られない

 

ドルコスト平均法とは・・・

毎月決まった額を出して、一定の商品に投資していくことで平均取得単価を下げることができる投資手法

 

ちょっとわかりやすくするように表を見てみよ~!

iDeCoは株とは違うけど、考え方だけね!

URA

Aさんは株数で決めて、Bさんは金額で決めてます。

 

  • Aさんはいくら値上がりしても60株買うから、平均したら1株あたりの金額が高くなる。
  • Bさんは毎月出す金額を決めてるから、高いときは沢山買えない&安いときに沢山買えるため1株あたりの金額が安くなる。

 

変動のある投資信託商品で運用を考えてる人は、このデメリットはキツイかも。

 

元本保証型や変動のない投資信託商品で運用する場合は、あんまり関係ないけどね!

URA

 

デメリット②投資効率が下がる

 

iDeCoの掛け金は基本的に『後払い』になります。

 

経過した月分しか年払いできない、ということです。

 

投資は長くするほど投資効率を高められる長期投資ので、年末に運用を遅らせるより、早くスタートした方が利益を出しやすいということですね!

 

iDeCoは運用益が非課税だしね!

いくら儲かっても運用中は課税しないよってことね~

URA

 

デメリット③最低でも6万円は払わないといけない

 

iDeCoの掛け金は、最低5,000円です。

 

しかも、1月から12月の間に確実に1回は掛け金を拠出しないといけないことから、年払いだと12月に60,000円は必ず引き落とされることになります!

 

デメリット④12月納付の場合は確定申告が必要(2018/10/15追記)

 

サラリーマンで10月以降を一括納付月にしてしまうと、会社の年末調整に間に合いません

 

だから確定申告して税の還付を受けないといけなくなりますね!

 

この記事に対しての節約たろう様のコメントを受け、わたし自信も国民年金基金連合会へ電話で確認を取りました!

加入の段階で12月に一括で拠出する予定だった場合は、今年(2018年)より10月末(23日に一括発送)に控除証明書が届くように制度の改正があったため、確定申告する必要が無くなります。

※ご自身の運用状況によりことなりますので、ご契約の金融機関か国民年金基金連合会(0570-003-105)までお問い合わせください。

制度改正の詳細については以下をご覧ください^^

【重要】2019年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等について

 

おおーう

1,133円の為だけに確定申告はいやだもんね!

ワーママちかさん

節約たろうさん!

とっても嬉しい情報をありがとうございましたっ

URA

 

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iDeCo(イデコ)の拠出を年払いするための具体的な方法

 

iDeCoをこれから始める人の場合の手続き

 

iDeCo申し込みの時に、『個人型年金加入申込書』『5.掛金額区分』で、『納付月と金額を指定して納付します』に☑を入れます。

 

個人型年金加入申込書

 

画像引用iDeCo公式サイト

で、『加入者月額掛金額登録・変更届』に希望する支払い月・金額を記入

 

加入者月額掛金登録・変更届

 

画像引用iDeCo公式サイト

 

月払いから年払いに変更したい人の手続き

 

今すでにiDeCoで月払いしているという人は、金融機関へ電話などで『年払いへの変更希望』と伝え『加入者掛金額変更届』と『加入者月額掛金登録・変更届』を取り寄せて記入

 

加入者掛金額変更届(会社員用)

 

画像引用iDeCo公式サイト

 

①納付月と金額を指定して納付、に☑!

URA

 

 

加入者月額掛金登録・変更届

 

画像引用iDeCo公式サイト

 

書類にあるように金融機関に申し出た月の翌々月から反映されるので、2か月はかかるよ!ということは覚えておきましょう。

 

来年1月から年払いにしたい人は11月には変更届を出さないといけないってことだね!

URA

 

メリット・デメリットからURAが考えること

  • 所得控除の節税が目的
  • 元本確保型や変動の少ない商品で運用する予定

 

こういう人は年払いでもデメリットはあまりないのではないのでしょうか。

 

逆に・・・

 

  • 変動が大きなハイリスクハイリターン商品で運用予定

 

こういう人は、今まで通り毎月掛けていった方がいいですね!

 

毎年1,133円の手数料を節約するためだけに年払いに変更するのは良くないってことだね!

ワーママちかさん

自分の運用方法やiDeCoの目的によって、月払いか年払いを選ぶといいね♡

URA

 

まとめ

どうでしたか?

 

この記事では、2018年1月からできるようになった手数料節約方法『iDeCo(イデコ)の年払い』はどういう手続きがあるの?ということで、具体的な手続きに加えてメリット・デメリットを解説しました!

 

まとめよう!

URA

 

年払いにするメリット3つ

  1. 毎月かかる国民年金基金への手数料の支払いが年1回103円だけになる!
  2. 掛け金上限まで使い切ることができ、今より節税可能になる!
  3. 『駆け込み節税』が可能になる!

年払いにするデメリット4つ

  1. ドルコスト平均法の効果が得られない
  2. 投資効率が下がる
  3. 最低でも6万円は払わないといけない
  4. 12月に納付の場合は確定申告が必要

 

メリットとデメリットを見ると、iDeCoの年払いは

  • 所得控除の節税が目的
  • 元本確保型や変動の少ない商品で運用する予定

の人にはオススメできる拠出方法ですね!

 

自分がiDeCoをする目的が『節税』なのか、『運用益』なのか?

しっかりわかってから拠出方法を変更するようにしよう!

URA

 

すこしでもお役に立てたかな??

 

 

so happy?

 

チャオ!

 

 



 

 

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Comment

  1. 節約たろう より:

    こんにちは。
    デメリット 4.2月に納付の場合は確定申告が必要 についての朗報です。
    私は会社員で、イオンのイデコをしており、毎月の年金連合会運用手数料103円の節約のために、先ほど(2018/10/13)年払いの手続きをしました。
    イオンのイデコのコールセンター(土日祝日も問合可です)の話で、昨日(2018/10/12)に年金連合会から通知があり、年1回払い=12月に1回でも、掛金の払込証明書(小規模企業共済等掛金払込証明書)が、その年の10月下旬に届くように、制度が変わったと言われました。
    (制度の変更前は、年2回以上で1回目は9月までに拠出しないと、払込証明書が10月に届かずに、翌年1月か2月に届くので、自分で確定申告が必要。)
    なので、12月に1回でも会社の年末調整に払込証明書が間に合うようになりましたので、取り急ぎお知らせします。
    ちなみに、私は、今、毎月5,000円の最低額の運用なので、来年からは、12月に60,000円のまとめ払いです。

    なお、本件の通知文は、
    https://www.dcplan.co.jp/dcpsweb/rx.appstart?CLASS=&KINYUCODE=&ID=GWEB1010101
    の お知らせ 2018年10月11日【重要】平成30年分iDeCo「小規模企業共済等掛金払込証明書」の発送スケジュール等の変更について
    https://www.dcplan.co.jp/cont/pub/topics/Topics_20181011_iDeCo_henkou_201810.pdf
    に記載あります。
    1.昨年からの主な変更点
    ②掛金の月別指定(例えば年1 回12 月のみ拠出を指定)のお客さまについても、10 月の一括発行時に払込予定金額が証明されます。

    • URA より:

      節約たろう様
      コメントありがとうございます!
      制度の変更があったのですね^^
      コメントを参考に、情報を追記したいと思います!
      有益な情報ありがとうございます(*^-^*)

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