2018/05/28
【パート主婦必読】2018年から配偶者控除が改正!その前に知っておきたい基本を徹底解説!

こんにちは!
一緒に飼ってる金魚の1匹が共喰いされて重傷を負いました…
悲しいとです。URAです。。
ところで!
2018年1月から税制が改正されるってご存知ですか??
なんと!わたしたち主婦がお世話になる『配偶者控除』についての改正なのです!
これは知っとかんと!!
URA
この記事では、2018年からの配偶者控除改正の前に知っておきたい基本と変更のポイントを詳しく解説していきたいと思いまーす!
この記事はこんな人にオススメ
- パパの扶養内で働いている主婦だ
- 改正で何が変わるのか不安
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もくじ
そもそも『配偶者控除』って?
『配偶者控除』とは…【2017年まで】
配偶者控除ってどういう制度なのか
説明できますか?
URA
うーん…
103万円までは、お得に働けますよーっていう制度?
専業ママ まなみさん
だいたいの人の認識はそうかも。
国税庁のホームページを見てみると…
URA
配偶者控除の概要
納税者に所得税法上の控除対象配偶者がいる場合には、一定の金額の所得控除が受けられます。これを配偶者控除といいます。
配偶者控除の対象者
控除対象配偶者とは、その年の12月31日の現況で、次の四つの要件のすべてに当てはまる人です。
- (1) 民法の規定による配偶者であること(内縁関係の人は該当しません。)。
- (2) 納税者と生計を一にしていること。
- (3) 年間の合計所得金額が38万円以下であること。
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下)- (4) 青色申告者の事業専従者としてその年を通じて一度も給与の支払を受けていないこと又は白色申告者の事業専従者でないこと。
引用国税庁
これは、わかりやすく言うと・・・
ママの分養っていくって大変よね…
養ってる分、稼いでない事にして税金を安くしてあげようかね!
国
という所得控除の制度。
『所得控除』詳しくはこの記事で書いてますよん
つまり、一家の生計をほぼ一人で支えてるパパの税金の支払いを軽くする制度!!
103万円(お給料)から
- 給与所得控除 65万円
を引くと、所得が38万円になりますよね!
扶養内パート主婦が『所得税』を払わなくていいのはこの『給与所得控除』があるからです。
※収入と所得はちがいますよ~
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そして一緒に知っておきたいのが『配偶者特別控除』という制度【2017年まで】
配偶者特別控除は、パパの所得が1000万円以下でママを扶養している場合に、ママの合計所得が38万円以上76万円未満の人があてはまります。
働いててもそんなに稼ぐ額が多くなければ、『配偶者控除』と同じくパパが支払う税負担を軽くしてくれる制度だね!
ちなみに収入でいうと
103万円を超えて141万円までのママ!
URA
どこがどう変わったのか!?ざっくり把握しておこう!
2018年1月から変わる点をわかりやすく見てみよう!
URA
配偶者控除の変更点
1.ママの年収が103万円まで受けられる
→【改】変わらず
2.パパがいくら稼ごうが配偶者控除は受けられる
→【改】パパの年収によって控除金額が変わってくる
(38万・26万・13万円)
3.ママ70歳以上は48万円控除
→【改】変わらず
2017年までは、パパがどんなに稼ごうともママの年収が103万円以内(所得38万円以内)であれば『配偶者控除』が受けられていましたが…
2018年からの改正で、専業主婦でもパートの年収が100万円なくても、『パパの稼ぎ』によっては『配偶者控除』が受けられなくなります!
つまり
パパが高年収の場合は増税ってこと!
URA
パパの年収次第で控除額が変わってくるっていうところを表にしてみましょう!
【配偶者控除の額】
パパの年収 | ||||
1120万円以下 | 1170万円以下 | 1220万円以下 | 1220万円超え | |
パート収入103万円以下 | 38万円 | 26万円 | 13万円 | 0 |
同上で70歳以上 | 48万円 | 32万円 | 16万円 | 0 |
段階的に控除額が減ってるのがわかりますね!
配偶者特別控除の変更点
1.ママのパート収入が103万円~141万円未満で段階的に受けられる
→【改】201万円まで段階的に受けられる
2.パパの年収が1220万円以下であれば受けられる
→【改】今までと同様だけど…パパの年収が1120万円~1220万円で段階的に控除額が下がっていく
パパの年収が1220万円以内であれば、ママのパート収入だけで上下があった控除額。
パパの稼ぎ1120万円からは段階的に控除額が変わってきます!
つまり
パパの稼ぎ、ママのパート収入
両方の影響を受けるように!
URA
結局増税する感じ?
専業ママ まなみさん
一概に言えないんだよな~
パパの年収と、ママのパート収入によって
減税される家庭もあるよ♡
URA
わかりやすいように、表で見てみましょう。
表引用国税庁
『居住者』がパパ
『配偶者』がママのことだよ~
URA
うーん・・・かなり複雑に分かれますね!
自分のパート収入とパパの年収で、自分がどこに当てはまるのか調べてみよう!
そして今回の改正を図で表したものがコレ
図引用国税庁
上の図で見るのが一番わかりやすいかと思います。
配偶者控除はいままで通り103万円までですが、配偶者特別控除の満額である38万円を受けられる人が、パート年収150万円までに拡大されたということですね!
へ~!じゃあ、年収150万円までは働いても
自分の所得税は払わなくていいってことね!
専業ママ まなみさん
そこが違うんです!
以下、しっかり見てね!
URA
自分で所得税を払わないといけなくなる
『収入103万円』という基準は据え置き!
配偶者控除(税負担を軽くする制度)を使えるのが
『収入150万円』に引き上げられるということ。
つまり
年収103万円の壁っていうのは
変わらず存在するんですよね~!
次の記事で説明します!
URA
わかりやすく表にしてみたので確認してみましょう。
上の表を見ると…
パパの年収が1120万円以下で、パート収入201万円まではパパの所得税については減税になりますね!
この表で見ると
自分の家庭がどうなのかスグわかるね♡
専業ママ まなみさん
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、2018年からの配偶者控除改正の前に知っておきたい基本と変更のポイントを詳しく解説しました!
まとめましょ~
配偶者控除の変更点
1.ママの年収が103万円まで受けられる
→【改】変わらず
2.パパがいくら稼ごうが配偶者控除は受けられる
→【改】パパの年収によって控除金額が変わってくる
(38万・26万・13万円)
3.ママ70歳以上は48万円控除
→【改】変わらず
配偶者特別控除の変更点
1.ママのパート収入が103万円~141万円未満で段階的に受けられる
→【改】150万円~201万円まで段階的に受けられる
2.パパの年収が1220万円以下であれば受けられる
→【改】パパの年収が1120万円~1220万円で段階的に控除額が下がっていく
つまり・・・
- 高収入のパパがいる家庭にとっては増税
- 年収1120万円以下のパパと共働きで103万円~201万円で稼ぐパートママの家庭では減税
になる可能性が高い(所得税の)改正です!
- 自分で所得税を払わないといけなくなる『収入103万円』という基準は据え置き!
- 社会保険料の扶養とは別で考える!
次の記事はこちら!
so happy?
チャオ!
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